「山の会」たより26
<石鎚山(平成27年5月8日から5月10日)>
○ 今回は四国石鎚登山への挑戦である。
5月8日05:00集合し、レンタカー(9名)で甘木ICから九州道、中国道、しまなみ海道を経て石鎚山へ!!
早朝なので車の通行が非常に少ない。06:29関門橋を渡り中国自動車道に入った。その後美東SA、小谷SAと進み、尾道からいよいよ10:33「しまなみ海道」に入った。
○ 橋は大小の島々縫うように架かっており、瀬戸内海の小島が眺望できる。途中10:54多々羅大橋の手前のパーキングで瀬戸内海の爽やかな風と雲一つない青空の陽を体いっぱいに受けた。
○ そしてしまなみ海道で最も大きな来島海峡大橋PAで昼食をとった。その後、今治ICから一般道を通って西条市からナビに従って山中に入っていった。途中の道路は狭く、かなり下方に川が見えている。だんだんと山深くなって行く。
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○13:43ようやく石鎚山ロープウェイに到着した。有料駐車場に駐車して、すぐに登山準備をした。ロープウェイ乗り場は少し上った場所にあった。14:20発に乗り込んだがかなりの急斜で、みるみる下谷駅が遠くなる。若葉で覆われた山肌は非常にきれいだ。
約8分で成就駅に到着、そのまま宿泊する白石旅館に向かう。しばらく歩くと石鎚神社中宮成就社が見えてきた。先ずは明日の無事をお参りした。石鎚山成就社は開祖役行者を祭ってある。
○ 2日目5月9日、朝起きたら、心配していた雨が降ってきた。残念である。朝食後、天気の回復を待つが一向に良くならないが、07:00登山口である神門をくぐって登山道に入った。
登山道はしばらく下りが続いて行く。周りの木々の若葉が眩しい。大きなブナにサルノコシカケみたいに大きなキノコがでている。途中に鳥居があって遥拝所がある。
○ 成就社(高度1,400m)から約25分ぐらい下って登山道の最低標高地点(1,300m)八丁に着いた。少し休憩を取って、いよいよ登りに入る。登山道は木階段がどこまでも続いている。登山道を守るためには必要かもしれないが、確実にふくらはぎに負担がくる感じである。
相変わらず小雨が降っている。階段はどうしても下を見ながらの登りになる。高度が上がってきたのであろう「あけぼのつつじ」の花が落ちている。上を見ると終わりがけのあけぼのつつじが咲いている。
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○ 8:12試しの鎖に到着、う回路も横にあるのだが雨が止んでいることもあって鎖に挑戦することになった。上を見上げればかなりの斜面で、2列の太い鎖が下がってきている。
途中で引き返せないよ”頑張れ!!登るしかない!!
濡れた岩で足が滑りそうになりながら 鎖の輪っかを必死に掴み、ゆっくりゆっくりとみんな登っていく。約20分をかけやっと登りきった。目の前に「アケボモツツジ」ほっとする。
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しかし、今度は再度鎖で岩場を降りて行く。登るとき以上に必死になる。全員無事試めしの鎖を制覇した。降りたところが前社ヶ森避難所である。
○ 09:24夜明峠に到着した。非常に景色が良い場所で、晴れた日であれば山頂の社や天狗岳が見えるそうであるが、今日は全く見えない。
約20分弱で一の鎖に着いたが、登るのは雨で危険だろうということで、どうしても登りたいという1人以外は迂回道を進むことにした。
○ 09:53二の鎖手前、鳥居のある土小屋方面からとの合流地点である。 二の鎖をスルーしてう回路へ、北斜面であろうすぐ横に雪渓がある。 best prices for all customers! buy generic dapoxetine online . approved pharmacy, dapoxetine online purchase.
この辺りから木道から鉄製の階段に変わってきた。もうすぐ山頂である。最後の頑張りである。
○ 10:32山頂到着、登山口から3時間36分結構時間がかかった。まだ小雨が降り続く、天狗岳がやっと見えている。天狗岳も雨で危険なので止めることとした。昼食が山頂小屋でOKをもらったので、暖かな昼食を摂ることができた。
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○ 11:30下山開始。おのぼりさんとすれ違う。おくだりさんの階段には谷側に手すりがない。思った通り谷底に引き込まれそうで結構不安である。 階段の下りは楽であるが、余計に膝に負担がくる。
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12:14夜明峠到着、雨もほとんど止んできた。更に進むと登りに気付かなかったが、「アケボモツツジ」があちこちに咲いている去年の大崩山より少し小ぶりなような気がするが、。やはりきれいである。
○ 12:37前社ヶ森の避難小屋に到着し、八丁に向かった。八丁まで更にこれでもか!と思えるほどの階段を下りていった。
八丁を過ぎると、緩やかであるが登りが始まった。疲れたうえの登りはまたきつい。
13:40 成就社神門に無事到着した。今回は雨も降っていたこともありただただ階段のイメージで登山が終わった。
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○ 16:39道後温泉ホテル椿別館に到着した。食事は18:00として、先ずはホテルの浴場で汗を流すことにした。道後温泉本館の「坊っちゃん湯」には翌朝入ることとなった。
○ 5月10日帰福の日である。「坊っちゃん湯」に行った。06:00の鐘の音と同時に一斉に我先に入館する。えっ・・・横からも入れるの。まず3階の坊っちゃんの間を見学してから、1階の「神の湯」に入浴したが、2か所ある男湯も既に多くの人が入浴している。早朝の1番風呂でもあり湯は透き通ってきれいである。
○ ホテルを出て道後温泉駅に向かった。待ち構えているのがこれから乗車する「坊っちゃん列車」である。坊っちゃん列車と松山城入場料がセットになった整理券を並んで手に入れた。08:30に商店街の前にある「からくり時計」が動き始めた。見物の人も結構集まっていた。
○ 坊っちゃん列車がホームに入ってきた。エンジンはディーゼル動力だが、客室は昔の作りなのでもちろん木製の36人乗りである。車掌や運転手など昔風な制服に身を包んでいる。08:59出発である。かなり振動と軋み音が激しい。
大街道で降車して松山城ロープウェイへ行き、リフトに乗って本丸に行った。心地良い風が吹いてくる。
○ リフト降りると、案内をボランティアさんが無料であっているようなので、声をかけたら一発OKであった。それからはボランティアさん(名前がわからない)の案内により城郭の説明(ほとんど覚えていない)やビューポイント、フォトポイントなどいろいろ説明を受けそのたびに写真を撮った。天守台に登った後に2階では松山検番の芸者3人の艶やかな舞が披露されていた。
その後、本丸から15分ぐらい下って二の丸史跡庭園に行った。庭園の深井戸の中で日露戦争時のロシア人捕虜の男性と日本人女性看護師のロマンスを秘めた金貨が出土したこととから、「恋人の聖地」として売り出しているとのこと。
○ その後レンタカーに乗車し一路三崎港に向かった。三崎港までは3時間近くかかる。佐田岬半島に入ると曲がりくねった道が続く。
○ 13:50頃三崎港に到着、誘導員がキャンセル待ち2番で前の便に乗船できるかもしれないとのことであったので、乗船券を買って待っていたら、ギリ・セーフで乗船(予定より1時間早い)できた。
14:30出航、右手に風力発電の風車群、最西端の佐田岬灯台をすぎながら、前方には佐賀関半島の突端にある関崎灯台が見えてきた。もうすぐ九州である。
○15:40佐賀関港に到着、九州上陸である。このあと大分宮河内から高速道路で全員無事、栗原邸に戻って、今回の石鎚登山旅行は終了した。
※ 石鎚登山は雨で少し残念であったが、無事登れて良かった。しかし、前後の2日間はこの上ない快晴で旅行日和であった。観光に行ったと思えば十分満足であった。次回は是非、鎖と天狗岳を制覇したいものです。
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