「山の会」たより29
平成27年08月02日~08月05日
仙丈ヶ岳(3033m)・甲斐駒ケ岳(2967m)
<第1日目(8月2日)>
〇 いよいよ南アルプス甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳への登山である。天気予報は申し分なく南アルプス脊梁の景観に期待をのせて福岡空港を飛び立った。
○ 約1時間30分弱でアルプスの山深い景色が見え始め松本空港に到着した。空港でチャーターバスに乗り換え、南アルプス林道バスの出発点である戸台口までいった。林道バスは予約していたので、1時間ほど早く北沢峠に行けることになった。
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○ しばらく行くと赤い戸台大橋を渡り林道に入った。この頃からかなり急な坂道を上がって行く。突然、”エンジンが無理しますのでエアコンを切ります。窓を開けてください”と運転手のアナウンス、しかし2000m近い高度にしては思ったより外気は温い。
○ 道幅は狭く、左側は足がすくむような断崖絶壁である。視界が開けたら前方に鋸岳から甲斐駒ヶ岳まで3000m弱の山並みが見える。南アルプスの景色は九州と全く違っている。特に甲斐駒ケ岳は雪が残っているように白っぽく見えている。だんだんと期待が高まってくる。
○ 約50分ほどで終点の北沢峠に到着した。宿泊の長衛小屋は峠から約15分くらい歩かなければならないが、足取りは軽い。
沢の流れが聞こえてきたら色とりどりのテントがあちこちに見えてきた。どうやらテント泊の指定場所のようである。
○ 長衛小屋に到着後すぐに荷物の整理をして、夕食までの時間を暮れかかる山の風景と涼風に浸り、持参したペット焼酎の予定量をオーバーしながら盛り上がった。
17:00から夕食後は結構飲んでいたのでそのまま就寝。そうして1日目が終わった。
<第2日目(8月3日):仙丈ヶ岳:天候晴れ>
○ まだ暗いうちから、荷づくりの音がしてきた。早出の人達が登山準備している。第一便は04:00にライトをつけて山小屋を出て行った。05:40装備を再点検し、いよいよ「南アルプスの女王 仙丈ヶ岳」への登山開始である。
○ 林道からすぐに登山道に入った。登り始めから結構急である。いきなり汗が噴き出してくる。とても高度2,000mとは思えない暑さである。木立が途切れたところに険しそうな「北岳」が見えている。
○ 約50分で北沢峠からの合流地点である2合目に着いた。少し涼しい風が吹き抜ける・・・ほっと!!する。ここで小休憩して再び登り始めた。
約1時間余り樹林を歩くと、5合目大滝頭に着いた。大滝頭は小仙丈ヶ岳を経由して仙丈ヶ岳に行くルートと馬の背、仙丈小屋を通って山頂に行くルートの分岐である。我々は小仙丈ヶ岳を経由して山頂に向かうことにした。
○ だんだんと急斜になってきた。樹林帯から抜け出し、日差しが強くなってくる。開けたところで振り返れば甲斐駒ケ岳そして北岳、そして八ヶ岳、さらに北アルプス槍ヶ岳の連なりが遠くかすかに見えている。
また、下を見ると長衛小屋の傍にあったテント泊地が見えた。長衛小屋から見えた山は「小仙丈ヶ岳」でのようである。
○ 視界が開けた、ようやく小仙丈ヶ岳まで緑の稜線がはっきりとして、青空が広がっている。すると、北岳の右側に「富士山」が見え、2年前登ったことが思い出される。
〇 8:54小仙丈ヶ岳(2864m)到着、前方の長い尾根の向こうには仙丈ヶ岳が見える。高度差160m以上ある。”まだまだ”と気力を振り絞る。
一旦下ってそれからダラダラ登りが続いていく。あともう少しである。この辺りからちらほらと「チシマギキョウ、チングルマ」などの花が咲いている。岩場を巻くとようやく山頂が見えてきた。山頂にはかなりの人が見えている。
○ 山頂直下の薮沢カールには雪渓が残って、更に下の方には仙丈小屋が見えている。なだらかな尾根道を進むと、もうひと頑張りで山頂到着である。
○ 10:20仙丈ヶ岳頂上(3033m)に到着、4時間40分の行程であった。何とも言えぬ感激がこみ上げる。容易と言われる山であっても、3033mまでの登山は結構きつい。しかし晴れ渡った周りの景色はすばらしく、みんな笑顔になっている。
早速、昼食となったが、南斜面からガスがかかり始め、あっというまに南面は覆われてしまった。
○ 11:00仙丈小屋、馬の背を経由しての下山開始となった。下りは少し余裕もできて、いろんな花々の写真を撮り始めた。やがて雪渓の横を通って「仙丈小屋」に到着・休憩、ここの水は「日本一おいしい」ということで、ぜひ賞味と思いきや、少雨のため井戸枯れとのこと、残念!!
○ 下山の途中にたくさんの高山植物の花が咲いている。また、登山道の脇には何カ所も柵で囲って高山植物を保護している。 だんだん下って、12:24馬の背ヒュッテに到着、やっと冷たい水が飲める。これが日本一でなくても非常においしい。一息ついて、又下山開始となった。しばらく行くと大滝頭へのルートと薮沢新道経由大平山荘へのルート分岐があったが、川沿いを下る薮沢新道を使った。
○ 川沿いの登山道は石がゴロゴロしてなかなか歩きにくい。注意しながら下って行くと結構落差のある滝、更に下ると雪庇のようになった雪渓があり、なんか涼しく感じられる。このルートは最短ではあるが、風景を愉しむには物足りない感じで、登りを小仙丈ヶ岳ルートにしたのは正解であった。沢沿いの登山道から対岸に渡って山道となり、だんだん北沢峠に近くなってきた。
○ 視界に道路が見え、仙丈ヶ岳登山の終わりに近づいてきた。疲れ果ててやっと大平山荘に到着し”ほっと”したものの、ここからが北沢峠までの予想外の登りで非常にきつい。やっとの思いで北沢峠、そして15:09長衛小屋にたどり着き仙丈ヶ岳登山が終わった。所要時間9時間29分であった。
○ 夕食のころからとおり雨が降ってきた。明日は甲斐駒ヶ岳登山である。帰り時間の制限があるので03:00起床、04:00出発することで第2日目終了。
<第3日目(8月4日):甲斐駒ヶ岳:天候晴れ>
○ 03:00まだ暗い、ごそごそと出発準備に取りかかる。周りはまだ寝ている。静かに!静かに!・・・・ zoloft 100mg price generic zoloft and headaches order Sertraline
04:00甲斐駒ヶ岳への出発である。ライトをつけ暗い山道を目印テープを頼りに進んでいった。緩斜面をしばらく行くと、長衛小屋の水源地があり、直ぐに登りがきつくなったと思ったら、そこに「仙水小屋」であったが、そこはスルーしてそのまま樹林帯を進んでいった。
○ 突然目の前に岩が見上げるほどの高さまでゴロゴロと重なり合った山「岩塊斜面」現れた。岩が重なり合い、山腹が岩で覆われている。樹木は岩にへばりつくようにして生きている。
約1時間半でようやく仙水峠に着いた。仙水峠は栗沢山と甲斐駒ヶ岳、北沢峠の分岐である。仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳の両峰が見えている。ここで朝食となった。
どうやって積んだのか岩石の斜面のかなり高いところまで大きなケルンがあちこちにある。
○ 朝食後、駒津峰に向かって、樹林帯の急坂を登っていった。風も通らず非常に暑い。何回となく休みながら登って行く、開けた場所では甲斐駒ヶ岳の雄姿が近づいてくる。本当にあの山に登ることができるのかなど、自問しながら進む。もうすぐと思いながら岩場を登ると駒津峰の頂上が見えた。大勢の人が休憩している。
○ 7:47駒津峰(2750m)に到着、みんなへばって、きつそうな顔である。ここから見る甲斐駒ヶ岳は摩利支天を従え花崗岩をむき出しにして猛々しく見える。しかし・・・・尾根道を一旦下って、それからまた登らなければならない。考えるだけで”メゲ”そうである。
標識は山頂まで1時間30分と記してある。休憩の後、痩せ尾根を進んで行った。この頃から下山者とすれちがって、度々行き会いで待ったりすることが多くなってくる。結構な時間を要する。下りが終わったところが「六万石」、ここから切返しの登りである。
直登コースと巻道コース分岐があるが巻道コースを選択して進んだ。そして山頂は見上げなければならないほどに近づいてきた。細かい白砂が続く道を進み、摩利支天の分岐を過ぎた。このころは相当にきつい、山頂は目の前にあるが、なかなか着かない。みんなの話し声が無くなり、息がはずんでいる。下山者を羨ましく思う。それでも一歩一歩の世界である。
○ 09:46祠のある甲斐駒ヶ岳山頂到着である。実に5時間36分も要した。出発を1時間前倒して正解であった。北沢峠の林道バス時間を考慮すると、ゆっくり昼食は摂れない。約30分弱ですぐさま下山となった。 best prices for all customers! generic purchase baclofen compare and find the lowest prices on fda baclofen cost walmart pharmacy health and medical information produced by buy zoloft online india . fastest shipping, buy zoloft usa.
かなりの急斜面であるので、急ぎと言っても細心の注意を払って下山していった。今度は登ってくる人との行き会いで待ち時間が生じる。必要以上に時間が気にかかってくる。そのため「摩利支天」もスルーした。
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○ 再び「六万石」まで下りて、今度は岩の尾根道を登らなければならない。下山の登りは非常にきつい。やっとの思いで駒津峰に着いた。ここから仙水峠を経て長衛小屋、北沢峠まで15:00には着けるだろうということでひと安心、しかし仙水峠までの下りは急斜でかなり手ごわい。黙々とひたすら下って行く。 does work online india dapoxetine hci tablets 60 mg costo mexico dapoxetine delhi. cost facts forum priligy dapoxetine buy dapoxetine in usa ipp.
○ 約1時間で仙水峠に着いた。途中、仙水小屋で水補給、”うまい!”日本一の水と言ってもいいくらいである。14:00長衛小屋に到着、出発して9時間51分も要した。普通8時間余りと言われているが、どうして?
預けていた荷物を引き取り、バス停北沢峠に向かい。15:00に乗車し、甲斐駒ケ岳、鋸岳を右手に見ながら予定通りに戸台口に着いた。
ここからはマイクロバスで宿泊する上諏訪温泉に向かった。
○ 上諏訪温泉「しんゆ」は目の前に諏訪湖が広がっていた。荷物の整理、入浴を済まして、慰労会(別室宴会場の会席)となった。
さまざまな料理と日本酒は疲れた体を癒してくれる。いつものように盛り上がって話がいつまでも尽きない。でも、飲みすぎてしまった。そのまま部屋で就寝・・・・ そうやって、甲斐駒ヶ岳の登山も無事終了となった。
<第4日目(8月5日):諏訪市内観光:天候晴れ> zoloft price with insurance zoloft price in malaysia buy Sertraline
○ 最初の観光は水陸両用バスで諏訪湖を遊覧する「ダッグツアー」である。夏日の中、窓の無いバスは蒸し暑い風が遠慮なく入ってくる。道路を走って諏訪湖へそのままダイブ(この場面が一番の見どころ)、ゆっくりと遊覧する。諏訪湖では8月15日に花火大会があり、仕掛け花火ための柱が2kmにわたって常設されていた。またタイミングよく間欠泉が湯を噴き上げていた。
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○ 次は本柱祭りで有名な「諏訪大社」である。諏訪大社は背後の守屋山を神体山としてその麓に位置している。鳥居をくぐって、一の御柱を通り境内に入っていった。いくつもの社が建てられている。諏訪一の宮と称されるだけに大きな神社である。
○ 昼食で峠の釜めしを食べ後、最後は塩尻ワイン工場めぐりで試飲して、今年の遠征登山の終わりとなった。
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※ 今回の仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳登山は4日間とも天気に恵まれ、初めて南アルプス、北アルプス、富士山等の周辺の山々の雄大な光景を見ることができた。また、メンバー全員が怪我もなく無事遠征登山を終えることができたことが何よりであった。
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