• 2017.1.5
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「山の会」たより45

平成29年1月1日  福岡県 英彦山(1200m)

○ 元旦は晴れということで、今年は英彦山の初日の出登山に行った。03:00甘木集合、杷木・小石原経由で04:15英彦山銅の鳥居駐車場に着いた。駐車場には2,3台でガラガラの状態である。
外は真っ暗であるが、気温は比較的暖かく感じる。ゆっくりと準備して04:45銅の鳥居をくぐって登山を開始した。
〇 銅の鳥居から売店までの参道は薄暗くライトを頼りにゆっくりと登って、売店からは両側にぼんぼりがで参道が明るく照らされていた。
奉幣殿までの階段は長くて、上に行くほどに急傾斜になっている。あまりのきつさに途中で休憩した。

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 05:07 ようやく奉幣殿に着いた。かがり火が焚かれている。社務所の休憩所には数組の登山者がいる。我々も少し休んだのち山頂を目指した。しばらくは階段が続き息が切れる。途中で下を見るとライトが連なっている。思った以上の人が登って来ているようである。
○ 鎖場を過ぎたあたりから、雪が薄く積もっていた。すぐ後ろの人と英彦山山系のことについて何となく話していたら、気がつけば中宮を通り過ぎ行者堂まで登っていた。見上げれば満天の星空である。初日の出の期待が高まる。行者堂からは緩やかな階段が頂上まで続いている。踏み固められた雪が滑りやすくなって、気を遣う。
 06:45 ようやく上宮に着いた。お参りするため社の中に入ると、風を避けるため何人もの人が座り込んでいる。
外に出ると、少し明るんできている。風を避けるため社の裏側に荷物を置いて、ぐるっと回ると”いるわいるわ”小さなこどもを含め老若男女、200人を超す人が社の周りに初日の出を待っている。すぐ下の広場にも大勢の人影が動いている。思った以上の登山者である。

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〇 周りの人達は日の出までの時間、湯を沸かしラーメンなどを食べている。我々もとりあえず持参したラーメンを食べた。暖かくて五臓六腑にしみわたる。この間にもまだまだ多くの人が登ってきている。
7時になるとだんだんと辺りが明るくなってきた。少しづつ東の空が輝いてきた。みんな”もうすぐ”と期待しながら見つめている。07:16日の出の時間となった。しかし雲がかかり始め、なかなか顔を出してくれない。
○ 07:24ようやく雲の切れ間から初日の頭が出てきた。この一瞬のために登った人達と厳粛な時間を共有している。徐々に大きくなり、眩しさが更に高まってきた。これ以上直視できない。カメラもハレーションを起こしてきた。
傍の木には樹氷がかすかに付いている。前面の南岳が雪で白っぽく、優しい感じで見えている。日の出から10分もすると朝日となって一面を照らし始めてきた。
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○ 07:38下山の開始である。今から登って来ている人達に出会う。”おめでとうございます”の挨拶があちこちで聞こえている。
下りは凍った雪で滑りやすくなって、登るとき以上に神経を使う。一歩一歩とゆっくりと下りていくが、若者はなぜ!と思うくらい何気なく下りていく。
○ 一斉に下山したので途中の鎖場では渋滞となっていた。明るくなった登山道は暗闇とは全く違い、周りの景色を見ながらゆっくりと下りていった。途中には小さな祠にもお正月の飾りがなされている。

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09:02奉幣殿に到着した。既に広場にはたくさんの参拝客で賑わっている。休憩して、銅の鳥居に階段を下りていった。
○ 参道を下りる途中で法螺貝の響きが下の方から聞こえてきた。すると山伏装束の人達が上ってきている。直接見るのは初めてである。参道を譲って、見送った。09:30無事駐車場まで戻って、英彦山初日の出登山の終わりとなった。

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※2016年由布岳、2017英彦山と初日の出を見る機会を得たが、いつも初日の出の瞬間には神々しさを強く感じてしまう。
  未明の起床と寒さでついためらってしまうが、登ってしまえば良かったと思ってしまう元旦登山である。

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