• 2018.4.1
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「山の会」たより55

平成30年3月24日(土) 大分県 佐渡窪(マンサク)・立中山(1,464.4m)

○ 今回は早春にまず咲く・・・「まんずさく」が語源と言われる「マンサク」鑑賞登山でレゾネイドクラブから「佐渡窪」を計画した。05:30集合し,九重連山に向かった。前々日の九重に降った雪を考慮,アジサイロードを経由して長者原,牧ノ戸峠,瀬ノ本と進んで行ったが,全く雪の心配はいらなかった。

○ 07:30レゾネイドクラブ駐車場に到着した。登山準備をし一番水へ流れている小川を渡り登り始めた。土石流があったようにあちこちで岸がえぐられている。新しく砂防提が2か所で工事されていた。しばらくなだらかな山道を進むと,4千本の山桜と書かれた標識があり,周りの樹木はすべて山桜のようである。開花の時は見事に咲き誇るだろう。しかし根がえぐられて無残な姿で横たわった桜があちこちにある。

 

○ 8:21 くたみ岐かれに到着,ここは沢水からのルートとの合流点となる。8年前の2012年6月に来たが,豪雨の影響でその時と全く様子が変わってしまっている。至る所に水路がはしり,えぐられて,昔の山道もその体をなしていない。そのまま,鍋割峠へ向かった。なだらかな山道は快適そのものである。以前は少し急斜になる直前にあった大船山への分岐が見つけられない。ルートそのものが通れなくなったのかもしれない。

 

○ 鍋割峠の手前で山肌に黄色い花が咲いた樹木「マンサク」が見え始めてきた。見渡すと何本もあるが遠くて近寄れない。鍋割峠のシンボル的な石仏像が現れた。09:09鍋割峠に着いた。休憩の後,目的の佐渡窪へ下り始めると様子が全く変わった。日が差さない山道は雪が残り凍結して滑りそうである。

○ 水没時の迂回標識を過ぎるとすぐに「佐渡窪」である。木道が設置されている。周りを山に囲まれているので風もなく”ポカポカ”状態で,周辺の山にはあちこちに「マンサク」の木が花を咲かしている。そのまま進むと,葦の間に「マンサク」の花が見えてきた。そばまで行って写真を撮った。少しだけ盛りを過ぎたのか花弁が色あせているような気がする。しかし,初めて見る自然の「マンサク」にメンバーも嬉しそうである。青空に黄色い花弁と遠くの山「白口山」がマッチして豊かな気持ちになってくる。しばらくは花鑑賞の時間となった。遠くには斜面に雪が残っている鉾立峠が見えている。

 

 

 

○ そのまま鉾立峠に向かった。馬酔木に囲まれて,少しだけ山道らしくなってきた。10:08鉾立峠に着いた。鉾立峠は下れば坊がつるへつながり,左に白口山・鳴子山,右に立中山・大船山の分岐点である。
ここから白口山か立中山のどちらに登るかを考えていたら,白口山から下りてこられた登山者に話を聞くと”登山道がグチャグチャで,中途で引き返してきた”と言われたので,我々は立中山に登ることにした。

 

○ 登山道は霜柱が立っているから良いようなもので,かなり悪い,やはりクチャグチャである。下山の時が心配である。道の横にはミヤマキリシマが迫っている。思った以上の株数である。6月にはかなり奇麗になると期待できる。
10:33 立中山山頂到着した。2,3のパーティー昼食を取っている。我々も風裏を探し,早速昼食となった。女性陣の手料理に堪能しながら,澄み切った青空のもと,九重の山々に囲まれての昼食は格別である。日差しが暖かい。ゆったりと時間が流れていく感じになる。次々に新たなパーティーが登ってくる。眼下には「坊がつる」,「法華院温泉」が見える。

 

 
○ 11:31 昼食を終え,帰路に就く。下りは思った通りのグチャグチャ道で何回も滑りそうになる。神経を使い結構くたびれる。靴も裾も直ぐに汚れまくる。ミヤマキリシマの枝にひっかりながら鉾立峠が見えてきた。11:53 鉾立峠に着いた。何人かが休んでいる。我々はそのまま佐渡窪に向かった。佐渡窪は大船山,立中山,白口山,鳴子山に囲まれた窪地で降った雨は自然と集まる。以前通った時は池状態で迂回した記憶がある。
佐渡窪に着き,傍で見れる「マンサク」の木に再び立ち寄り,名残を惜しみながら佐渡窪を進んだ。大船側の斜面に咲いているマンサクは比較的低位置にあったので近寄ってみることにした。それでもやはり目線からは離れて見えにくかった。

 

○ 佐渡窪を後にして12:38鍋割峠に着いた。凍っていた山道もほとんど解けた状態となっている。また,石仏をよく見ると斜めに切れている。重たいので分割して運んだのではないかと思った。途中,土くれだけの何にもない斜面に緑の葉が出てきている。「バイケイソウ」であった。植物は既に春を感じているのかもしれない。

 

 

○ 13:28 くたみ岐かれを過ぎ,九州一水温が低いとされる「一番水」で休憩ののち,13:57 レゾネイドクラブ駐車場に無事到着して,マンサク登山が終了した。(レゾネイドクラブの駐車場はいっぱいになっており,我々の後からもかなりの登山者が登ったようである。)

※ 今回も先月と同じように快晴に恵まれた登山となった。レゾネイドからの「くたみ岐かれ」は沢水からに比べ時間的にも景色的にも良いと感じた。佐渡窪は山に囲まれた湿地で木道を歩くと一気に疲れが取れる。また,佐渡窪の「マンサク」は想像していたより本数が少なく,やや物足りないように感じたが,くるっと回った花弁が愛らしい。迫りくる九重連山は迫力すら感じる。青空登山はいつも楽しい!!いつか白口山には登ろう!

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