• 2018.5.4
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「山の会」たより56

平成30年4月28日 宮崎県 夏木山(1386m)

○ 今回は「アケボノツツジ」鑑賞登山で「五葉岳」を計画した。路程が長いこともあり03:30の集合とした。大分米良から国道10号、326号線を通って、三重町を過ぎトトロ入口から県道6号線に入った。
しかし、ここで大変なことが分かった。日之影まで続く6号線が昨年の夏の豪雨で崖崩れにより通行できないことになっていることを通りがかりの人から聞き、”え~とんでもない”どうしようかと思案!、計画総崩れの状態となった。
○ 幸いにも早くわかったので、326号線に戻って近くの「夏木山」に計画変更することができた。宮崎県の県境を過ぎ標識にを頼りに藤河内渓谷に進んで行った。藤河内渓谷は非常に深く、谷川は遥か下の方に見えている。また道は狭くて離合もままならない。舗装が途切れたら凸凹道、落石がかなりある。やはり、4駆でないと腹が凸凹になりそうである。
○ 林道脇に車が駐車している。少し行くと「夏木山新道登山口」があった。登山口の前には駐車場はないが、既に停められそうな所には両サイドに駐車していて、やっと車一台通れる広さで、駐車できるスペースはない。
しかたなく先に進んだら十分駐車できるスペースがあり、案内板には「夏木山犬流登山口」となっていた。7:22とにかく他にスペースがないので駐車して、早速登山の準備をした。登山口の案内板には犬流登山口から夏木山山頂の途中に滑落危険と書いてある。
先ずは安全が第一なので、時間がかかるかもしれないが新道登山口まで戻ることにした。しかし思ったより直ぐに(15分ぐらい)「夏木山新道登山口」に到着した。

      

○ 7:55 登山の開始となったが、のっけから急斜面である。網の目のように木の根がむきだしになって登りにくい。
上りが続きなかなか平坦なところがない。木々が覆いかぶさり日差しが遮られているが斜面を吹き抜ける風は心地よく感じる。登山道には100m毎に山頂までの距離が表示されている。300mぐらい登った辺りから「シャクナゲ」を目にするようになったが、時期を過ぎているようで花びらが落ちかけている。しかし、高度が上がるにつれ、段々と満開状態になってきた。木々の間から新百姓山が見えている。

 

○ 山頂まで1000mと表示された地点から少しだけ進むと、広くなった「アケボノ平」に着いた。遠くに「大崩山」の坊主が見え、4年前が思い出される。このあたりの斜面には「ミツバツツジ」が何本も咲いて、我々を迎えているようである。

 

○ 急な斜面を登ると目の前に目的の「アケボノツツジ」が見え始めてきた。盛りを過ぎたのか花数が少なく、花も小ぶりである。それでも登るにしたがって、あちこちがピンクに彩られている。久しぶりに見る「アケボノツツジ」にはやはり感激する。
山がピンクと紫が重なり合って綺麗である。また、蕾のシャクナゲもあり、温度差によって咲き方がかなり変わっているようである。

 

 

○ 犬流分岐に着いた。滑落注意がなければ周回して痩せ尾根も経験してみたかったなどと思ったりする。あと一息で「夏木山山頂」である。それにしても急斜の登りの連続で、汗が吹き出る。10:15 山頂にたどり着いた。要した時間2時間20分であった。既に山頂には何人もの登山者が食事をしたりしながらくつろいでいる。反対側に少し下った日差しを避けられる場所での昼食となった。
前方には、計画した「五葉岳」がすぐ近くに見えている。隣にはお姫山、乙女山、そして鹿納山が一望できる。今日の昼食も女性陣の手料理が並んで、いろいろなご馳走を楽しみ、疲れを忘れるひとときである。

 

 

 

○ 反対側から来る3人連れに話しかけると、もう少し下ったところに今日いちのポイントがあると教えてもらった。荷物をデポして早速行くことにした。かなりの急斜面を下りていくと、そこは一面満開の「ミツバツツジ」とその中にピンクの「アケボノツツジ」がコラボして、またまた感激の世界であった。光景を目に焼き付けるかのようにしばらく見入っていた。教えてくださった方には”感謝”である。

 

 

○ 13:06 途中滑ったりしたものの、ケガもなく無事、夏木山道新登山口に着いた。1時間33分の所要時間であった。朝停めてあった車もかなり少なくなっていた。そのまま車を駐車している犬流登山口まで下って行った。
13:17犬流登山口に到着、帰り支度を終えて再び狭隘で悪路に苦戦しながら林道を下って行った。14:01 藤河内「湯ーとぴあ」で渓谷の流れを見ながらの入浴で汗を流し、目に優しい新緑で疲れを癒した。そして長距離の帰路に就いた。

 

○ 途中、別府湾SAで長めの休憩をとり、18:30 甘木に帰り着いた。今回は帰り時間の予測がつき難かったこともあり、恒例の慰労会なしで各々が帰宅となった。

※ 今回の登山は最初から交通遮断のハプニングがあったが、急遽変更した夏木山はミツバツツジとアケボノツツジが見事に咲き誇っていた。また、山頂での出会いがより多くの満足感を充足してくれた。
汗ばむくらいの快晴の中、急斜面の登り続きは結構くたびれるものの、花を愛でる登山は素晴らしかった。そのうち「五葉岳」には再挑戦しよう。

 

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