• 2020.10.2
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「山の会たより」78

令和2年9月16日(水) 佐賀県 石谷山(754.1m)

○ 6月以来の登山となったため比較的容易で涼しい山と言うことで、佐賀「石谷山」に登ることになった。一路「御手水の滝」に向かった。08:03御手水の滝駐車場に到着。雨が降っている。雨具の準備をして登山開始となった。小川を隔ててキャンプ場横を進んで行く。登山道はかなり暗くなっている。
最初から結構急な坂である。台風の後なので沢山の小枝が散乱して少々歩き難い。雨が降り続き、雨具に少しづつ浸みて腕にピタッと張り付く。 沢の音を聞きながらの登山は清涼感に包まれるはずだった。この雨ではその雰囲気を味わうことができない。
何度も何度も沢を横切る。もう少し増水していたら渡河できなかったかも!

 
○ しばらく行くと御手水の滝との分岐点がある。おそらくここから下ると滝へと続くのであろう。倒木でその度に腰をかがめてて進むのが結構負担になってくる。木立を通しての雨は”ぼとぼと”と大きな粒で落ちてくる。沢から離れると再び急斜となってきた。薄暗い中をしばらく進むと、車の音がしてきた。もうすぐ林道との出会いとなるはずである。
○ 9:29 急斜を登りきると林道である。どこまで続いているのか見当もつかないが、轍がたくさん残っている。道標には石谷山まで0.9kmの表示、丁度あと1/3である。横切って再び登山道に入ると直ぐにパーゴラが設置され、休憩にはもってこいである。特に雨の日には重宝である。車の音がしてきたので下を見ると大型のミキサー車が通って行った。

 

○ 9:55 雲野尾分岐に着いた。帰路は雲野尾へ迂回して帰ることで先に進んで行った。道標あり山頂まで500mとなった。再び急斜になって山道はえぐれ歩き難い。なかなか着かない。”もう少し、もう少し”と何回も自分に言い聞かせながら登って行った。しばらくすると前方に黄色の札が見え、気持ちが楽になった。
10:25 山頂に着いた。温度計で気温20℃、しかし雨具で蒸れるように暑い。雨が降り続いているので昼食をあきらめ、下山して食べることにした。10:35 写真を撮りそのまま下山となった。

  
○濡れた落ち葉と木の根は滑るので、気を使いながらである。なかなか500mの道標にたどり着かない。しばらくすると、ようやく雲野尾分岐まで下ってきた。ここを雲野尾方面へ向かい、当初は山道であったが、途中から林道となった。そのまま進んで行ったものの「大丈夫なのか」少し不安がを感じるようになった。それでも林道が続いていて、流石に不安になったのでヤマップの登場である。

○ ヤマップでは間違ってはいない。しかし・・・・、何度も確認しながら進んで行った。山林の中に続く道らしきものを発見、ようやく見つけた小さなリボンに「この先、御手水の滝キャンプ場」と書いてある。”安堵”整備された階段が急である。一段一段注意深く下りて行く。とても長い階段である。ようやくキャンプ場らしき場所についた。

○ 12:24 思った以上に時間がかかったが、キャンプ場入口にあるパーゴラに到着した。早速昼食となった。相変わらず雨は降り続いている。12:55 駐車場から帰路となった。

※ 石谷山は九千部山の途中にある山でほとんどが木立に覆われて眺望は全くない山である。その分涼しいかもしれない。足慣らしにはちょうどいい。
今回は、最初から雨で難儀の連続である。写真を撮るのも難しいが、やはり晴天が良い!

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