「山の会たより」115
2025年1月24日(金) 難所ヶ滝・宝満山
○ 2025年最初の山の会は「難所ヶ滝~宝満山」の登山を計画した。3年ぶりの難所ヶ滝である。登るたびに氷瀑が小さくなっているが、今年は少し前に雪が降ったこともあり、若干の期待をもっての登山である。集合は甘鉄西大刀洗駅に07:30集合し、途中、メンバーを拾って昭和の森へ向かった。
○ 08:45 昭和の森の管理棟のある一番奥の駐車場に着いた。雨の心配がない快晴の天気である。登山の準備をしていると軽トラの10名ぐらい団体が登ってきた。軽トラの荷台には煙を吐いている「ストーブ」が乗っている。話を聞くと宇美町コニュニティーセンター(いわゆるシルバー人材)の人たちで、公園の落ち葉等を清掃しているグループとのことであった。
○ 08:52 写真を撮って登山開始となった。落ち葉の積った道を登って行くと、池があり、左に迂回して進んで行った。池につながる沢を横切り、山道に入っていった。少し進むと、一本松池からの難所ヶ滝登山道と合流した。
09:21最初の砂防堤に着いた。ここは決まって服装の調整をするポイントである。衣服を整え、再び緩やかな山道を進んで行った。
○ 09:53 宝満山うさぎ道との分岐まで来た。宝満山からの帰りはうさぎ道からこの分岐に戻ってくる予定である。ここからが岩がゴロゴロした本格的な登山道となり、しばらくは沢沿いに枯れた木々を見ながら進んで行った。
10:14 「小つらら」に着いた。右側奥の岩壁から水が染み出ており、あるはずのつららは全く見えない。そのまま登って行くと、「河原谷の大つらら」の看板、少しの期待をもって進んで行った。
○ 10:28 「難所ヶ滝(大つらら)」に着いた。しかし、そこで見たのは単なる岩壁で覆う氷瀑は全くなし、やはり温暖化のせいなのか、1週間ぐらい前にネット上にあった写真には小ぶりではあるがちゃんと氷瀑はあったのだが!!、期待外れとなってしまった。
宝満山に向かうため、今度は大つららから右の斜面を登って行った。ここから尾根道までは急斜でさらには滑りやすい道となっている。汗がしたたり落ちる!今回のコースで一番きつい所である。
○ 11:08 ようやく尾根道にたどり着いた。ここからは少しの起伏があっても楽に進めると思っていたが、仏頂山までの登りで足が重く、非常にきつく感じる。それでも、尾根道を何とかして歩ききりキャンプ場分岐まで進んだ。
○ 11:51 山頂までの大岩を登り、「宝満山山頂」に到着した。早速昼食となったが日当たりが良く、暑いぐらいだ!福岡市内の見晴らしは良いものの少しかすんでいた。
12:25 賑やかに昼食を終え、帰り支度をして宝満山山頂を後にした。再び尾根道を仏頂山方向へ戻って行く。途中、うさぎ道への小さな道標があるので、帰りはうさぎ道から河原谷登山道分岐に進むことになった。
○ 12:42 「うさぎ道」に入り、下り始めた。初めはゆっくりとした傾斜を下っていくが、徐々に急斜の下りとなってきた、神経が疲れる場面である。まだか!まだま!と思いながら下っていく。
13:26 ようやく河原谷コースに合流した。一休みしていると石の上に「クワガタ?」、よくみるとフックであったが、本当によく似ていた。それからは、休むことなく一気に駐車場まで下りて行った。駐車場に無事到着し、1月の山の会を終了した。
※ 久しぶりの難所ヶ滝であったが、余りにも天気が良く絶好の登山日和、でも目当ての氷瀑はなく残念であった。これから先、氷瀑ができるようになるのか心配になる。
宝満山は思った以上の人が登っていた。やはり近場の名峰である。
2月の山の会はこれに懲りずに、英彦山四王寺の滝の鑑賞登山を予定しているが、氷瀑があることを祈ることにしよう。
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