「山の会」たより３１
＜大分県 由布岳（1583ｍ）平成27年10月24日(土）＞
○ 由布岳は2012年3月31日樹氷のお鉢巡りで寒かった思い出があったが、今日は絶好の登山日和となった。06：00甘木を出発、07：25由布岳正面登山口の駐車場に到着した。既に道路沿いの駐車場は一杯で反対側の有料駐車場（500円/台）に駐車した。後からあとから車が入ってくる。天気が良くて紅葉が見ごろということで登山者も多いのだろう。「今日は儲かるね！」とおばちゃんに声かけると笑顔が返ってきた。
○ ほんのりと色づき始めた由布岳がくっきりと見えている。外気は少し肌寒い。登山準備し、案内板の前で写真を撮って登山の開始である。草原を爽やかな風が吹き抜けている。一面のススキが秋を感じさせてくれる。
○ ゆっくりしたペースで自然観察道入口到着、今日は前回と同じ正面登山道から西峰、お鉢巡り、東峰、下山とすることにした。
○ いくら容易な道といっても登山道なので緩やかではあるが登りが続いていく。木立の合間から朝日が差し込んでくる。紅葉の色づきはあまり良くない。しかしところどころには色づきが始まっている。
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○ 約30分で「合野越」に着いた。小休憩の後、つづら折りの山道となった。何回もスイッチバックみたいして登って行く。ときおり綺麗に色づいた「モミジ」にでくわして目を楽しませてくれる。そして吹き抜けてくる風が心地よい。
○ しばらく進むと木立を抜けた。雲もない青空で、いきなりの日差しが眩しい。湯布院の町並み、遠くには黒岳、大船山、中岳など九重の山々、祖母・傾の稜線が見え、すばらしい景色が広がってきた。
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○ それから石ゴロゴロの少し急な登りにかかってきた。いよいよ「マタエ」が近くなってきた。09：57最後の急斜を登り「マタエ」に着いた。休憩している人、東峰や西峰に登って行く人など、既に多くの人がいた。少し休憩をとり、久しぶりの西峰の岩に挑んでいった。
○ いきなり鎖があった。またその後も何本かの鎖にしがみ付いて登り切った。最後の横渡りの難所では、何人もの登山者が順番を待っている。ようやく一人ずつ鎖に取りついた。風もあまりないので比較的楽であるが、やはり下を見るのは避けてしまう。
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○ 尾根は北からの風が冷たい。そして岩場を這いつくばるようにして登ると、ようやく西峰に到着である。「えぇ」と思うくらい大勢の先着組がいる。おもい思いに弁当を食べたり、写真を撮ったりしている。我々は写真を撮って直ぐにお鉢巡る向かった。
○ お鉢巡りのコースは、最初からかなりの下りで「マタエ」以上に降りる感じである。長く雨が降っていないので、ガラ場の石が滑りやすくなって滑る人もいる。だんだん東峰を見上げることになった。ようやく下り終わったら、岩場となった。
○ この岩場は結構厳しく取付きが難しい。大股、小股となかなか足場が決まらない。前回帽子を飛ばされたところを通り過ぎ、お鉢巡りの難所を慎重に登り切った。
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○ その後も険しい岩場を登って、ようやく東登山道との合流地点に着いた。そこから東峰に向かい、１１：３８ようやく東峰の頂上に着いた。頂上は西峰以上に老若男女で混み合っている。取り急ぎ朝食できる場所の確保だ！タイミングよく南側に座れる場所を確保した。そして写真を撮ることにしたが、順番待ちである。そしてだんだんと登山者が増えてくる。 propecia jual buy propecia
○ 山頂から九重、祖母、傾が見え、穏やかな風のもとでの昼食はゆったりした気分になってくる。女性陣はいつものようにたくさんの料理を持って来てくれている。男性陣はいつもながらの感謝である。
○ 50分間の昼食後１２：２８下山開始となった。下りはじめると山頂直下でも多くの人が昼食中である。間を抜けて急斜を降りはじめると、いきなり「韓国」の山に来たようだ。原色で色とりどりのウェアーに身を包んで、わからない言葉で大声で話している。「マタエ」でもたいへん賑わっている。我々は韓国パワーに圧倒されたように休憩もなくそのまま下って行った。
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○ その後はほぼ休みなしで一気に合野(ｺﾞｳﾉ）越えまで下りた。13：48合野越に到着、休憩の後駐車場をに向かった。振り返ると由布岳の東西峰が見送ってくれている。14：30駐車場に到着し、今回の由布岳お鉢巡りが無事終わった。
○ そして、ゆっくりと七色の虹で汗を流した。17：00甘木に到着、すぐに慰労会となった。
※２年半ぶりの由布岳であったが、非常に天候に恵まれ、眺望も素晴らしかった。紅葉という面では見劣りする感はあったが、お鉢巡りは別としても、本当に登り易い山である。このつぎ由布岳に来るのはいつかな！！
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