• 2016.4.3
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「山の会」たより36

平成28年3月26日(土) 熊本県 阿蘇根子岳(1408m)

〇 今回は「仰向けに寝たお釈迦様の姿」といわれる阿蘇5岳の顔部分にあたる根子岳東峰を計画した。天気は夕方遅くから雨の予想だが、朝から非常に良い天気となった。
06:00集合し阿蘇根子岳に向かった。一の宮柿梨から阿蘇の東側を回って高森に行く265号線の中途にある箱石釣井尾根登山口に08:17に到着した。前方には根子岳のギザギザ峰、右には高岳がはっきりと見えている。若干風が冷たい。

〇 08:31 準備をしていよいよ登山の開始である。10分くらいかかる電波塔から草道をゆっくりと登って行った。杉林の横をぬけると釣井尾根登山口より少し下の登山口(鏡ガウド)との合流があった。そのまま草道を進んでいった。


〇 しばらくすると樹林帯に入り登山道らしくなってきたが、急斜面が続いている。尾根道は寒さで霜柱があり、凍った状態となっている。
〇 右側には仙酔峡のロープウェイ跡やパコダが見えて、高岳が接近してきた。そして、目的の根子岳にも近づいてきた。 10:02、登山口から約1時間30分でピーク、ようやく箱石登山口からとの合流点に着き、行程の約2/3を登ってきた。真正面に根子岳東峰の山頂が見えている。少し休憩して、今までよりも、もっと急斜面に挑んでいく。


〇 途中の岩陰には太いツララが下がり、ツララは地面とつながってまるで鍾乳石のようになっている。10:44 急斜を登り切りようやく東峰に着いた。山頂から見る根子岳は麓から見るのと同じで「ギザギザ」で天狗岩が一層そそり立っているのが壮大である。天気が良く、視界良好で周辺を見渡すと湧蓋山・九重連山、祖母・傾、遠くに大崩山が見えている。また、西側には阿蘇高岳・中岳そして大観峰まではっきりと見えている。


〇 山頂で、片道50分要するが天狗岩のコルまで行こうとの意見でまとまった。少し時間は早いが昼食にすることになった。11:33天狗岩に向かって進んだ。最初から幅1mもない切り立った尾根道を通らなければならない。ほとんどの所がギザギザの上を進むことになるが、ほとんどが痩せ尾根で滑ったら生きては帰られない!!久しぶりの緊張感である。

〇 足場も悪く、なかなかうまく降りられない所やロープ場が何回も出てくる。2012年7月の豪雨以来、崩壊が進んでいるのであろう途中で迂回路の表示がしてある。表示に従って行くと、これでもかと言うぐらい急斜面を下って行く、また登るのかと思うと気が滅入る。ようやく、最下部から見上げると崩壊しているのがよくわかる。


〇 ようやく、迂回路を登りあがって再び痩せ尾根を進む、天狗岩の姿がだんだんと大きくなってきた。それにも増して、ますます狭くなってくる。最後の難関を抜けた。コルの下では先客2名が昼食をとっている。その横を抜けて、12:44やっとの思いで天狗岩のコルに到着、達成感は尋常ではない。しかし、天狗岩に登る人がいると聞いたがその勇気は全くない。コルで先客から写真を撮ってもらい、直ぐに引き返すことにした。


〇 帰りは思ったより簡単に進める。下りの方がやはり大変である。再び迂回路を過ぎて、でこぼこ岩で行きがけにデポしたストックを取って東峰に向かった。13:44に東峰に到着、2時間11分を要したことになる。天狗岩を見ながら少し休憩をとった。この時点で計画時間より約1時間20分程度遅くなっているので、急ぎ下山となった。
下山は休憩も取らず、14:12箱石分岐、15:02釣井尾根登山口に到着して無事登山が終了となった。しかし、その間の下山は急斜で「ズルズル」と滑るので、慎重に、慎重に降りるので本当に疲れる。最後の草道に入ると草が滑って、結局転んでしまった。下山は1時間20分で降りてきたことになる。


※根子岳はいつか行きたいと思った山であるが、豪雨の影響があってなかなか思いたてなかった。今回、東峰を計画したが最高の天気に恵まれ眺望がすばらしかった。更に、天狗のコルまで行けたことで最高の登山となった。
久しぶりに登山を十分満喫した。(結構疲れた!!)

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