• 2018.6.2
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「山の会」たより57

平成30年5月27日(日) 大分県 平治岳(1,643m)

○ 今回は初夏の山を彩る「ミヤマキリシマ」の平治岳登山を計画した。06:00甘木を出発、玖珠SAで休憩、九重ICで高速を降り九酔渓経由で登山口のある吉部の駐車場に07:42到着した。
すでに駐車場は満車状態であったが、何とか駐車することができた。駐車場は山を切り開いて簡易に造成したようなものである。あとから後から車が入ってくる。今日はかなりの人出となるのであろう。管理人に聞くと、昨日も多かったが雨に加えて風も強かったとのことであった。

 
○ 早速登山準備をして登山口に向かった。往きは鳴子川左岸の山側ルートを使うことにしたので、ゲートのある橋を渡った。川側のルートは橋を渡ってすぐの登山口となるが、山側ルートはもう少し先からの登山口で、08:03登山開始となった。
○ 山側のルートは川の流れを聞きながら、なだらかな斜面をゆっくりと登っていく。新緑に優しく包み込まれたようで、非常に快適な登りである。「カッコウ」の鳴き声、「ヤマガラ?」が樹をたたく音が聞こえている。しばらく行くと川側ルート合流して進む。

  08:45 大船林道と出会い、そのまま大船山4号集材路の標識から左折進んでいると、二人組の登山者がこちらに向かって来て、北登山口に地震の被害のため通行禁止の看板が立っており、引き返しているとのことである。3日前に登ったというネット記事を説明して大丈夫と思っていると言うと、それでは自分たちも後について行くとのことであった。

 

 
○ 09:05 北登山口に到着、やはり言われた通りの看板があったが、そのまま進んで行った。ここまでと違って、傾斜がきつくなってきた。やはり道筋がかなり変わっているようである。突然、目の前にネット情報通りの目新しい木製梯子があった。梯子を登りきると、そこにも滑りやすくなった急斜が待ち受けていた。ここの損壊(梯子がなければ登れない)が通行禁止になったようである。

ようやく登りきると見晴台の大岩が迎えてくれる。早速見晴台に立つと、三俣山、涌蓋山、由布岳が見渡せる。吉部方面は既に田植えが終わった水田が輝いて見える。

 

 
 09:55 平治平に着いた。満開のミヤマキリシマの株が現れてきた。平治岳の山頂が正面に見えている。”あそこまでか”と思ってしまう。再び急登が始まり、このあたりからここを下った記憶がよみがえってきた。それでも山道はすこしそれて新しくなっているようだ。登っても登ってもなかなか山頂にとどかない。だんだんと息が上がって、足取りが重くなってくる。その頃初めて下山者と会った。”たくさんの人出で大戸越から南峰までつながっている。もうすぐ山頂ですよ”と励まされた。

 
○ 10:39平治岳山頂到着,多くの登山者が標識の前で写真の順番待ちである。なだらかな斜面はむらさき色のじゅうたんのように広がっており先端までたくさんの登山者で賑わい、昼食するのに適当な場所がない。平治岳と南峰の鞍部にも多くの人たちが食事しているのが見える。とりあえず、鞍部で食事することになった。鞍部に下る途中でも、何度も何度も行き合いで立ち止まることになった。

 

鞍部ではたくさんの人が昼食をとっている。我々も何とかスペースを見つけシートを広げた。平治岳南面のミヤマキリシマを見ながら女性陣の豆おにぎり、破竹の煮物、卵焼きなどでの昼食となった。ゆっくりとした時間を過ごし、11:30南峰を経由しての下山となった。

 

○ 三俣山をバックにしたアングルはいつもながら素晴らしい。一方通行で行き合いはないが、かなり迂回している下山道をゆっくりと進んだ。両サイドには満開のミヤマキリシマが迫っている。途中に1株だけ珍しい「白ミヤマキリシマ」が咲いていた。ようやく大戸越が見え始めた。ここでもたくさんの人が休憩している。ゆっくりと下っていき、12:11大戸越に到着した。

 

 

 

ここも大勢の登山者で賑わっている。これから登る人、登り終えた人、みんなが山の色づきに見入っている。少しの休憩ののち、坊がつる方向へ下って行った。登って来る人と頻繁に出会い、その度に傍らに避けながら下りていくが、北登山道以上にぬかるんでおり、かなり滑りやすく気を遣う。

  12:38坊がつると平治岳トラバース道の分岐に着いたが、そのままトラバース道を進む。トラバース道はこれでも下っているのかと勘違いするくらいゆるやかであり、その分周りの新緑を抜けた風がひんやりと心地よい。何度となくジグザグを続けながら、13:19大船林道に合流した。

 
○ ここからは暮雨の滝コース進むこととして、少し戻り分岐標識から山道に入って行った。13:40暮雨の滝への矢印標識に着いた。かなり昔、上りでこのコースは使ったことがあるが、下りは初めてである。全く記憶がよみがえってこない。そして暮雨の滝から急傾斜地点までなかなか着かない。20分ぐらいで連続したロープが張られた急斜となった。非常に滑りやすくなって、ロープは大事な手がかりである。14:24ようやく登山口に到着したものの、結構くたびれた。上り2:36、下り2:54の所要時間であった。

 

※今年の平治岳は虫の被害もなく、満開のミヤマキリシマを堪能した。いままでに経験したことないほどの人出にはびっくりした。北登山道は思ったより登山者も少なく、大戸越からの渋滞にも巻き込まれないことからお薦めのコースである。快晴の平治岳登山となった。

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