• 2022.9.18
  • 「山の会たより」96 はコメントを受け付けていません

「山の会たより」96

令和4年9月15日(木) 大分県  久住山・中岳(1,768m)

○ 7月、8月と雨のため中止しての9月の山の会となった。久しぶりの久住山・中岳登山である。天気予報は晴れで今日は雨は降らなさそうである。
06:00 甘鉄甘木駅に集合し、玖珠SAで昼食を購入して、大分道九重ICから長者原に進んだ。このころから少し雨がパラついてきた。三俣山は霧に霞んでいる。
07:36 大曲で駐車して登山準備を始めるも雨が激しくなってきたので、少し車で待機することにした。後から来た3人のパーティーは最初から雨具をつけて出発した。

 
07:56小雨になったところで我々も出発することにした。最初の枯沢を梯子で渡り、新しくできたような山道を進んだ。前の道はかなり抉られているようだ。
○ 長者原との合流点で雨がひどくなってきたので、とりあえず雨具の上を着て進んだが、かなり風が強い、三俣は霧でおおわれている。「すがもり越」近くで2人の登山者に出会ったが、風がひどくて断念、下山していると言っていた。
 09:00 「すがもり越」に着いた。北千里からの風は”半端ない”。少し休んで「北千里」へ向かった。吹き上げてくる風は体が持っていかれるように強い。北千里に入ると風の強さは感じないが、周りは霧に包まれて見えない。硫黄臭が強くなってきた。

 

○ 北千里から直接「久住別れ」に登るのは2度目であるが、雨さえ降ってなければ、途中岩場、ガレ場があり、牧ノ戸からより面白い。
10:00 「久住別れ」に着いた。中岳、久住山の分岐となるが、雨で視界も悪く、いったん避難所に行くことにした。約10分ほどで避難所に着いた。ところが避難所はいつも間にか立派に改築されている。テーブルで食事ができるようになって、奥は板張りのフロアーとなり、以前よりかなり明るくなっている。
先客が1人いた。中岳の中途で引き返してきたとのことである。我々が昼食を摂っていると3名の登山者が入ってきた。そちらは軽い食事を済ませて出発したが、中岳、久住山、稲星山などを登ると言っていた。この霧の中大丈夫!!
その後1人の登山客が入ってきた。そちらは下関からで久しぶりの登山であるが・・・・残念がっていた。我々は既に中岳、久住山山頂への意欲は失われてしまった。

 
○ 11:11 避難所を後にした。そのまま久住別れから下山となった。雨の下りは非常に神経を使いながら進んで行った。雨風は止む気配がない。北千里は雨で登る時以上に水量が多くなっている。
北千里からすがもり越の斜面は経験のないぐらいの強風で、バランスが崩れそうになる。登りきると12:09 すがもり越に着いた。少しの休憩の後は岩場抜け、林道を進んで行くと、遠くに「夢つり橋」がはっきりと見え、かなり天気がよさそうであるが、三俣山、硫黄山は相変わらずの霧雨で、こんなにも山の天気は違うのかと改めて思った。林道を離れ大曲までの山道は濡れて滑り易くなってここも神経を消耗する。

 

13:04 無事、大曲駐車場に到着し登山を終えた。星生ホテルで日帰り入浴することにして、帰宅の準備した。星生ホテルは200円値上がりして1,000円となっていた。やや高くは感じるが満足のいく風呂であることには変わりない。
約1時間弱の入浴後に帰宅となった。長者原付近は燦燦と日が差す真夏日のようである。約1時間後甘木に到着して本日の登山はおしまいとなった。 ※ 久しぶりの山の会、久住山であったが、今回も雨に降られた。しかし、体力を確かめるにはちょうど良かった。
次回は雨でない日の紅葉登山を楽しみたい。<今回は雨で写真が撮れず若干不満であった>

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る