日本の桜 米の小学校に贈呈
6月8日 20時24分
去年秋、大型ハリケーンで多くの木が倒れるなどの被害を受けたアメリカ・ニュージャージー州の小学校に、日本から桜の木が届けられ、子どもたちが「大切に育てたい」と喜びの声を上げていました。
日本から桜の木が届けられたのは、アメリカ東部ニュージャージー州バーナーズビルにあるベッドウェル小学校です。
この町では、去年秋に発生した大型ハリケーンの影響で数多くの木が倒れ、小学校に通う子どもたちの家も下敷きになるなどして大きな被害を受けました。
これを知った世界各地で植林活動などを行う日本のNGO「オイスカ」が、日本から桜の木25本をこの小学校に贈ることを決めたものです。
7日に行われた式典では、太鼓が演奏されるなか、届いたばかりの桜の木が披露され、子どもたちが「”フレンド”と名付けて大切に育てたい」、「外が晴れたらすぐに植えてあげたい」などとうれしそうに話し、枝や葉っぱを触ったりしていました。
式典にはまた、国連が提唱する国際的な植林活動に参加する福岡県立朝倉高校から3人の高校生たちも招待され、3年生の渡邉麻耶さんが贈られた桜について「日本とアメリカをつなぐ象徴となればうれしいと思う」と話していました。
.NHKニュースより
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