• 2016.1.26
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「山の会」たより34

平成28年1月23日(土) <大分県 鞍ケ戸山(1344m)

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〇 今回は鶴見岳北側の鞍ケ戸山を計画した。雪の心配をしながら06:30甘木に集合し、湯布院ICで高速を降りて、一般道で城島高原パーク手前から天間・塚原線に入った。やはり道路は積雪していた。
〇 08:10鶴見岳西登山口(猪瀬戸)に到着、西登山口は道路を挟んで由布岳東登山口となっている。すぐに準備し08:37登り始める。

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〇 しばらくは雪で真っ白となっている林道を進む、踏み跡のない銀世界の雪は「キュツ、キュツ」と音を立てる。新鮮な気持ちになってくる。

約20分ぐらいで砂防ダムに到着、ダムを過ぎるとようやく本格的な山道が始まった。段々と雪が深くなっていく。少し滑り始めたので、このあたりでアイゼンを装着した。やはりアイゼンを履くと俄然楽である。


〇 砂防ダムから約50分で船底新道出会の標識に着いた。帰りには船底新道を通って、ここから戻る予定である。そのまま右に進んで南平台への分岐となる西の窪に着いた。ここからはジグザグで緩やかに登って進む。

〇 だんだん風が強くなってくる。予定より少し遅れて10:19馬の背に到着した。鶴見岳と鞍ケ戸山の分岐で標識がある。今までと全く違った、真っ白な景色となり樹氷で一面が覆われている。

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〇 周りを見ても何にも見えない。(天気が良ければ、東下方に別府、別府湾、西には由布岳が見えるはず?)そのまま鞍ケ戸山に向かった。尾根道は痩せて狭く、両サイドはミヤマキリシマが迫り歩きにくい。何度もロープに頼って上り下りを繰り返しながら進む。

〇 鞍ケ戸山はⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰(山頂)が連ねっているとのことであるが、現在地の見当つかない。10:54 看板があった。おそらくⅡ峰と思われるが、はっきりしない。そのまま樹氷の中を進むと、突然広くなった場所に着いた。凍り付いた標識があり、ようやく山頂に到着したとわかった。

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〇 予定ではここで昼食であるが、強風と寒さでとても長居はできない。相当気温が下がっているのであろう、急に手がかじかんでくる。直ぐに内山方面に向かった。
う回路を下ると雪が被ったミヤマキリシマが一面に広がっている。花の時期はきれいだろうと思いながらも、風裏で休めるところを探しつつ下っていくと、花の台分岐(標識)に到着、左に進み船底新道出会いに向かった。

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〇 途中、ようやく平らなところがあったので、シートを広げて昼食を摂ることにした。雪が降り続いている。手がかじかんでジンジンしてくる。座ってゆっくりはできない。立ちながらラーメンなどを食べてすぐに出発となった。ここでカメラもリュックに詰め込んだ。
〇 その後船底新道に出会って、そのまま新道を進む、石がゴロゴロして歩き難いはずであるが、雪が被ってそんなには気にならない。新道は山の中腹を平行に歩き、ほとんど下っているという感じはない。
〇 約50分ぐらいで、馬の背との分岐点に到着、また本格的な下り斜面となった。雪も本格的に降り続き、帰りの道路が気になってくる。そして砂防ダムまで戻ってきた。ここまで来れば、あとは林道を進むだけとなった。14:10ようやく西登山口に戻って雪の登山が終わった。

※雪で決行できるか心配はあったが、樹氷のすばらしさを堪能できた。鞍ケ戸山は天気が良ければ景色や痩せ尾根もあり、かなり面白い山と思えた。やはり冬山は厳しい!!

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(追)翌1月24日(日)は記憶にないぐらいの大雪となり、前日の登山で良かった。

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