「山の会たより」86

令和3年7月15日(木) 佐賀県 経ケ岳(1,076m)

○ コロナ禍の影響や雨で2カ月ぶりの山行きとなった。今回は佐賀県と長崎県の県境にある「経ヶ岳」を目指した。06:00 甘鉄西太刀洗駅駐車場に集合して、筑後小郡から高速で長崎方面へ進んだ。

当初大村ICから黒木登山口から経ヶ岳に進む計画であったが、話の流れから平谷温泉の経ヶ岳登山口に急遽変更となり、武雄北方から444号線で登山口に向かうことになった。平谷温泉を過ぎて、平谷黒木トンネルのすぐ手前、444号線のすぐ横が駐車場になっている。
○ 07:25経ヶ岳登山口駐車場に到着した。準備の後、07:44登山口で写真を撮って登り始めた。すぐ後から来た女性2名は先に登山口から登って行った。登山道は緩やかな登りで負担に感じない。少し進むと、右側に平谷キャンプ場への案内があったが、道標は経ヶ岳は左への案内となっていた。何回か岩だらけの沢を横切る。

 

○ 30分ぐらいして緩やかな場所で休憩していると前面に大きな穴が見えていた。コンクリートで排水溝が作られていた。しばらく行くと林道に出会った。道標で経ヶ岳への矢印があり、再度登山道に入って行った。やや急になってきた。何度か登ったことのある誠ちゃんが案内である。この先に尾根道との合流となっているとのことである。時おり平らにもなったりするので、体にゆとりができてくる。

○ 08:53 尾根道の合流「馬の背」に着いた。尾根道は木に覆われ、強い日差しが遮られている。風がないのでかなりの汗が額から落ちてくる。小さな上り下りは続いていく。09:20 「千年の樫の木」と書かれた標識、幹が空洞になっており、人が通り抜けるくらいの大きさである。

 

登山道は一旦右側に折れている。ゴロゴロした石の登山道に変わっていった。樹木の間から「経ヶ岳??」が見えている。まだまだと思いながら進んで行った。この辺りから大きな「モミの木」が目立って増えてきた。朽ちた木に大きなサルノコシカケが傘を広げている。
大きな岩を登り上がって、後続を待っているとメンバーが”蛇がいる”上からも少しだけ見えてる。ストックで追い払おうとすると胴に丸い柄があった。おっと!!これはマムシである。先に登った我々は全く気が付かなかった。危ない!!

 
○ 今日初めての鎖場である。見上げるように少し長いが、鎖を伝っていけば比較的楽である。登り切ったら今度は横バイになった。09:57 再び尾根道に合流した。道標には「平谷越」となっており、広くなって休憩には絶好のポイントである。多良岳・金仙寺・黒木登山口からの合流地点でもあり、ここから経ヶ岳へ進む。

 

○ 10分弱で長い鎖が架けられた岩場に着いた。ここからが事前に聞いていた急登であるが、しっかりとした鎖が設置されている。我々の前を登って行った2人組の女性に出会った。思った以上に速いペースでの下山である。
いくつかの岩場をクリアしたら少し開けた。振り返ると緑に覆われた「タワラキ山(1040m)」や「多良岳」が見える。もうすぐ山頂である。

 

 
 10:34 覆われた木々がなくなると「経ヶ岳」山頂に着いた。女性登山者が1名先着されていた。四方が開け見晴らしがよい。電波塔の立っている「五家原岳」、双耳峰の「多良岳」、そして眼下には諫早湾、有明海、ハウステンボスがかすかに見える大村湾など、そして太陽の光が燦燦と降り注ぎ、暑い。とにかく写真を撮って、日陰に逃げ込む。
山頂直下に丁度良い広さの場所があり、10:41 早速昼食となった。暑いのでとてもラーメンに湯を入れる気にはならない。結局弁当やおにぎりで済ました。木陰に通る風はこころよい!

 

 
○ 11:17 昼食を終え、往路を下山して行った。途中の開けた岩場で再度周りの山景を見ながら鎖場へ下っていった。長い鎖場で登ってくる6名(男性4名+女性2名) のパーティーに行き会った。年齢的にはあまり変わらないようである。我々が先に下りて行った。
11:42 平谷越、12:35 馬の背を過ぎ、13:28 駐車場に着き、経ヶ岳登山は無事終えた。帰路に立ち寄った「平谷温泉」は登山口から10分も要しない。なんとなくひっそりとした温泉で”ちょうど良い!”

 
15:00 温泉を終えて直帰となった。ところが温泉で聞こえていた雷が塩田あたりに来ると、とんでもないことになっていて雷の柱が何本も同時に光っている。これまで経験のない凄さであった。長崎道で佐賀大和辺りまで来ると雷や雨も収まり無事帰り着くことができた。

※ 近場の九州百名山「経ヶ岳」登山は5月、6月とコロナや雨で延期し、7月にようやく登ることができた。2カ月のブランクも体力的には問題なく良かった。登山道は木々に覆われ日差しを遮って、夏場の登山には良い山である。沢の流れと鳥やカジカのなき声、穏やかな気持ちとなっていく。
最後の登りは鎖や急斜があるものの、途中は緩やかな上り下りもあり癒してくれる。山頂は狭いが、見晴らしが非常に良かった。これで多良山系の趣の違った2鋒をクリアした。

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