• 2021.12.31
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「山の会たより」89

2021年12月22日(水)佐賀県 金敷城山(425.5m) 天気:晴

○ 忘年登山ということで、近場低山の佐賀巨石パークからの金敷城山登山を計画した。メンバーにとっては初めてのコースである。巨石パークの開門が09:00からであるということから、08:30 甘鉄西太刀洗駅駐車場集合となった。
長崎道佐賀大和ICから国道263号で巨石パーク向かった。ホテル龍登園からすぐのところに巨石パークの入口があり、細い道を登って行くと、管理棟があり、300円を支払った。(入園料が一人300円と思っていたら車一台であった。)突き当りまでそのまま進んで、09:30 駐車場の広場に着いた。

○ 早速登山準備をして09:51巨石パーク登山口から登り始めた。左からのコースから金敷城山に行き、分岐から巨石群に向かうこととした。
最初に迎えてくれたのが小さく岩の上から流れ落ちる「石神の滝」であった。そのまま、整備された山道を登って行く。両側にはシダが生い茂り、鬱蒼とした感じの山道である。結構な急斜となっている。
ぽつぽつと岩は見られるが巨石とまではいかない。樹林帯を抜け、尾根道となってきた。道標には天の岩門、蛙石の案内がある。

  
○ 10:28 目の前に大きな岩の塊、しめ縄が張られている(⑬雄神石)。迂回しながら登って行くと2つの大岩に挟まれた岩が現れた(⑭天の岩門)。かなりの大きさで他を圧倒している。尾根道をしばらく進むと、長さのある巨大な石(⑯蛙石)が目前にあった。どう見たら「蛙」に見えるのか・・・・

 

 
○ 10:55 乙文殊宮(金敷城山)方面と烏帽子岩への分岐点についた。金敷城山の方へ進むと、削岩機みたいな音が聞こえている。さらに進むとなんと舗装された林道を横切ることになった。少しだけ下ると「金敷城山」の案内がかかっている。やや急な階段を登って行くと、11:03 すぐに「金敷城山」山頂に到着した。
○ 山頂はあまり見晴らしはよくない。林の隙間から何か青いハウスみたいなのもが見えると!実際には太陽光発電設備であった。早いけど昼食となった。いつものようにおにぎり、ラーメン等で済ましている間も興覚めの削岩機の音が鳴り響いている。

 


○ 11:45 昼食、休憩を終えて下山することになり、分岐点から烏帽子岩の方に進んで行った。いきなりの急斜面を下らなければならない。それも連続なので、気が全く抜けない下りとなった。下ること30分、この辺りからが巨石探訪ゾーンとなって、いくつのも巨石が次々と現れる。そしてパンフレットの表紙を飾っている➉烏帽子石に着いた。なかなか見ごたえのある岩石である。烏帽子のように石が上に向かって伸びている。

さらに奥に進むと⑫天神石の案内がある。かなりの急斜面を3人下ってきていたので道を譲って登ることにした。しかし、メンバーの二人が”登らない、下の御座石で待つ”とのことなので、4人で悪戦苦闘しながら急斜面を登って行った。だがそこにあるのはよく分からない石があるだけで、完全に気落ち状態となった。仕方なく急斜を下って、⑪御座石に進んだ。
御座石はコンクリートで作ったように、そして平面に切り取られたような石で”どうやって・・・・”見ごたえのある石である。斜面から突き出た岩(⑧誕生石)の突端からは道の駅「そよかぜ館」が展望できる。少し下ると垂直に切り立った⑨屏風石である。

 

 

○ そこからは様々な名前の付いた岩(石と表示されるが、巨岩そのものである)が散在している。時間をかけながら一つ一つを見て下りていく。「①神頭石」を最後に13:11巨石パーク登山口に戻って2021年忘年登山が無事終了となった。

 

 
○ 今日の温泉はメンバーのお勧めにより東背振の「山茶花の湯」に決まった。14:06「山茶花の湯」に到着した。平日なのに車がかなり多い。レストランはもとより岩盤湯、グラウンドゴルフ場、バーベキュー広場が併設された、かなり大きな温泉施設である。
今日は「冬至」、露天風呂にはたくさんの”ゆず”が浮かべられて雰囲気が出ている。約1時間程度の入浴の後、帰路に着いた。

 

※ 今回の巨石パークからの「金敷城山」登山は非常に天気が良く、信じられない程の気温で暑い一日であった。登山は金敷城山は付けたり的な要素で、むしろ一度行ってみたいと思っていた巨石パークがメインとなった。
様々な岩は神秘的な感じもするが、誰が名付けたのかよくわからない名前があったりして面白かった。番号順に登って行くとかなり急斜なので容易ではない。
山頂付近での削岩機の音や舗装された林道には残念な感がする

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