「山の会たより」110
2024年5月30日(木) 大分県 扇が鼻(1,698m)
○ 5月の山の会は「ミヤマキリシマ」が見ごろであろうということで、久しぶりに久住山系で比較的容易に登れる「扇ヶ鼻」に行くことになった。今回はメンバー4人で行くことになった。前々日までの天候不良がようやく回復し絶好の登山日和となった。
06:00 甘鉄甘木駅に集合し、途中玖珠SAで昼食を購入した。長者原から見る星生山の斜面が色づいている。期待が高まる。
○ 07:50 牧ノ戸の駐車場に着いた。やはりシーズンなので平日なのに思った以上に駐車している。結局駐車場の奥の方に止めることになった。
08:06 準備後、登山口から登り始めた。毎回のことではあるが、最初の登りが”きつい”、何度か立ち止まりながら展望台に着いた。再び、沓掛山へのコンクリートの登山道路を登って行った。パラパラとミヤマキリシマが咲いている。小さい蕾ながら「ドウダンツツジ」も!
08:37沓掛山から扇ヶ鼻に向かった。沓掛山からは緩やかに登って行く楽勝の登山道で、周りの山々もやはり素晴らしい。この辺りから開花した「ミヤマキリシマ」が彩っている。
○ 沓掛山を下って、しばらく行くと何か周りの雰囲気が以前と違っているように感じる。いつもは薄暗く、ジメジメして、板を置いてあった場所に日が差し込んでいる。両サイドの笹が枯れているようで、星生山が見えている。ちょっとした坂を登ると、いつも休憩する広場に出た。前方には色づいた扇が鼻が見えている。期待が高まる。
○ 09:46 扇ヶ鼻分岐に着いた。下りてくる人によると山頂付近はまだ開花していないような話が聞こえてくる。しかし、最初の斜面はあちこちで色づいて見えて、山頂斜面に期待が高まる。まだ蕾が多い株で時期が早いのかもしれない。
次の山頂への斜面に行くと”ガッカリ”である。斜面いっぱいに広がるピンクの花を想像していたのが、”バッサリ”という感じである。よくミヤマキリシマの株を見ると、時期よりも虫害で花芽が無いようである。
○10:19「扇ヶ鼻」に到着した。山頂には何組かのパーティーが休憩している。早速、昼食となった。晴天のもと、見渡す限りの山々の風景、やはり九重でなければ味わえない!
11:08 下山となった。多くはないが登ってくる人とすれ違う、期待が外れた感じである。登りのときのミヤマキリシマも下りではと沢山咲いているように見える。そのまま下り続けて13:04 牧ノ戸に到着し、登山を終えた。
※ 久々の扇ヶ鼻であった。天気も良く、眺望もよく、登山道も歩きやすい。ただ、「ミヤマキリシマ」が・・・・来年また会いに行きましょう。
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