• 2019.1.3
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「山の会たより」65(番外編)

平成31年1月1日(元旦) 大分県 由布岳(1583m)

○  2,019年元旦、予報は晴れということで、残念な昨年を払拭すべく「由布岳初日の出」登山となった。02:30甘木福銀集合・出発した。途中玖珠SA休憩して、03:55由布岳駐車場に到着した。
道中、高速道・一般道ともに路面凍結もなく、この時期にして実にスムーズな出足である。駐車場には既にたくさん駐車している。ちょうどいい具合に1台分のスペースがあり駐車した。
外は例年になく「暖かく」感じる。上弦の月ははっきりと見え、満天の星である。準備をして車中で「サンドイッチ」と温かいスープを頂いた。
○ 周りで多くの人たちが登り始めたので、04:25登山を開始した。しかし最初に草原を進むと、いきなりの雪交じりの横風、体温が下がっていくのを感じる。
ヘッドライトで足元を照らしながらゆっくりと進む。地面は凍り付いている。振り返るといくつもの光の列が続いている。
○ しばらく進むと、由布高原園地(休憩所)に着いた。何組かが休憩しているが、そのまま登山道を進んで行った。だんだん石がゴロゴロして山道らしくなってきた。山の谷間に入った途端、強かった風が遮られている。
すると、登山道を離れた右側の山の中に明かりが見えている。おそらく日向岳観察路へ間違って進んだようである。”正面道はこちらですよ!”と声をかけると、しばらくして本道に戻ってきた。
周りは真っ暗闇で何も見えない。今どのあたりを進んでいるのかもわからない。落ち葉に埋もれた登山道を黙々と進んでいった。前や後ろには登山者のライトが蛍のように続いている。合野越え手前のV字折れで休憩と暑さを感じてきた衣服の調整して,再び登って行った。
○ 5:15合野越展望所に到着、休まずにそのまま緩斜の登山道を進んだ。これからしばらくはジグザグ折れを進むことになる。森林地帯を抜け風を受けるようになると展望が開け、湯布院の街灯りがきれいに見えていて、山頂の”晴れ”を疑わなかった。

○ 目安となる登山道の大岩まで進み、これからは幾分か急になっていく。思った以上に何回も折り返しが続く。マタエ前の急登まで着いた。風は強くなっている。あとひと頑張りである。
06:40「マタエ」に到着した。いつもは抜きつ抜かれの登山であるが、どうみても今回は”抜かれ抜かれ”で登ってきたものの、「マタエ」までの時間は昨年とあまり変わらない。
数組の人たちが、休憩しながら時間調整をしている。下界を見ると先ほどまでとは打って変わって湯布院の夜景はガスで全く見えない。初日の出の不安が・・・・ かなり寒くなり、手がかじかんでくる。そのまま,アイゼンをつけ東峰へ向かうことにした。

○ 東峰への山道はほとんど雪もないが、若干凍り付いている場所があり,慎重に進んでいった。結構急な岩場を登るので、下山を考えると少し気が重くなってしまう。
相変わらずガスがかかっているが,少しづつ明るくなってきた。周りの木々は樹氷で覆われている。最後の岩場を登りきると07:05東峰山頂に到着した。
○ 山頂には思った以上の登山者で埋め尽くされている。防寒シートにくるまった人、温かそうな豚汁を食べている人など、それぞれが日の出を待っている。やはり寒い、防寒服を更に取り出して待つ。

 
しかし、時間になってもガスに覆われた山頂に「初日」は顔を出してくれなかった。せめて”写真だけは!”と、混みあう中、標識まで進んで撮った。
○ また今年も見れなかったとあきらめ下山となった。下山開始後すぐに、”尾畑さん、一緒に写真撮ってください”と誰かが言った。よく見ると最近テレビでよく見る「スーパーボランティア 尾畑さんが・・・」、やはり赤い服である。その横を抜けて下って行った。

 

〇 山頂下の広場に差し掛かった時、急に辺りが明るくなった。”やった!初日の出だ!”落胆の中に一筋の光明である。薄くなった霧の向こうに太陽の光が見えている。とにかく”写真を”と急ぎ撮影。

 

 
数秒でもあきらめていた初日が見れた。期待の50%であっても、見えると見えないでは大違いである。それからは注意しながら岩場を下る。今年は滑らないので比較的楽であるが、アイゼンの爪が岩に引っかかりそうになるので、”慎重に!慎重に!”と言い聞かせながらゆっくり下って行った。

 
○ 07:57 やっと「マタエ」まで下った。山頂には霧がかかっている。少しの休憩の後下山していった。急斜面を下り終えると、日が差し込み湯布院のまち、山々が見えている。
しかし、振り返っても依然とマタエから上は霧に包まれている。そのまま合野越展望所まで下って行った。途中ですれ違う人が結構多い。

 
○ 09:08 合野越展望所に到着、ベンチの上で朝食(昼食?)、おにぎり、カップ麺が美味い!、下山してきた人たちもここで休憩を取り始めた。
しばらく太陽をいっぱい受けながら、食事で時を過ごした。09:44 登山口を目指し出発した。暗闇では感じなかった距離が結構長く思われる。

 
○ 途中、由布高原園地を抜け、由布岳をバックに写真を撮ることにしたが、鶴見岳は山頂がはっきり見えているのに由布岳の山頂だけは雲がかかっている。
 10:29 ようやく登山口に到着、2019年の初日登山を無事終えた。

※ 天気予報通りの「晴れ」で期待しての元旦登山であった。しかし山頂あたりにだけ雲がかかり日の出時間での初日は見れなかったものの、少しして薄雲の間から出た初日は心を和ませてもらった。
 由布岳もだんだんと初日登山へ出かける人が多くなってきたように感じた。
 また来年に期待しよう!! 

 

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