• 2020.1.18
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「山の会たより」74

令和2年1月8日(水)佐賀県 九千部山(847.5m)

○ 佐賀県「九千部山」を計画した。07:30西鉄小郡駅に集合して、鳥栖四阿屋方面に向かった。池の内信号のアスタラビスタを過ぎてしばらくすると狭隘道路となった。そのまま登山口のある筑紫神社を目指した。
8:21行き止まりの筑紫神社駐車場に到着、早速登山準備をしているとかなり雨が降り始めた。雨合羽を着るか迷ったものの、結局着て、08:27登山開始である。
○ 登山道は石ゴロゴロの比較的緩やかである。沢の傍らを進んで行った。少し行ったところで頭上に長い高架橋が見えてきた。どうやら新幹線の高架橋のようである。

 
○ そのまま進んで行くとやや急になってきた。時たま太陽の日差しが背中からであったり、左横であったりして、進んでいる方向が分からなくなる。どうやら少し山頂から離れていくように迂回しているように感じる。
09:21 城山からの道との合流点に着いた。少し休んで進むと道標が右横に示されている。何となくこれからが本格的な山道になりそうである。初めの方だけが急斜であるが、段々と緩やかになってくる。

 
○ 尾根付近を横に縦走しているようで、そしていくともの尾根道があるように感じる。かなり歩いてようやく山頂まで20分の道標が現れた。右側にようやく何本ものアンテナ塔が見えてきた。
10:55石谷山からの縦走路との出合い標識についた。そして少し行くと佐賀県側の九千部山頂に着いた。そのまま素通りして、福岡県側の山頂に向かった。
佐賀テレビの電波塔の右側を進むと、11:11福岡県側の山頂に到着した。

いくつもの祠が祭ってある。そこに展望台、見晴らし台が現れた。しかし・・・・・雨、風が強くなって寒さを感じる。小郡と思しき方面を見渡しても全く下界が見えない。天気が良ければ!!

     

  

  

 

○ 雨が降り込む展望台の下での立ちながら昼食となった。女性陣の美味しい手料理を並べ、ぐるっと取り巻いて食べたが、雨粒がボタボタ落ちてくる「しろしさ」が先に立ち、ゆっくり味あうこともできずに、食事を終えた。

 
11:53下山となった。帰路は大谷登山口まで行って、城山を経由して戻るコースを選んだ。大谷登山口まではかなり急こう配を進むことになったが、雨でぬれた落ち葉で滑る。かなり注意して結構疲れが溜まってくる。しかし長い!!
○ 12:57前方に舗装道路が見えてきた。出合いが大谷登山口となっており、舗装道路をそのまま下って行くことになった。しかし、行っても行っても城山への分岐は現れない。
13:30やっと城山への分岐である。しかし、見上げた先が「城山」と聞いた”また登るのか!”途端気持ちが萎える。しかし、これを越えなければ、舗装道路をぐるっと回らなければならないことになる。

 
○ スギ林の中をしばらく登って行くと、九千部山頂から別のルートで下りてきた道と合流した。そこから、階段状になった山道を登って行く。最後とはいえ、この登りは結構息があがる。
13:48 城山(498ⅿ)である。この辺りから、雨が上がり日差しが出てきた。鳥栖、久留米、小郡方面の視界が開けた。九州道、長崎道そして新幹線が見えている。

 
○ 駐車場のある筑紫神社へ進んで行った。ここからも急斜の下りである。気を抜かないように慎重に下って行ったが、なかなか着かない。
水音がしてきたので、もうすぐであろう。少し下ったら祠の屋根が見えてきた。14:25 筑紫神社の鳥居に着いた。今日の無事をお礼して階段を下って、14:35駐車場に着き、今日の九千部山登山を終えた。

 

 

※ 自宅からいつも見えている近場、アンテナ塔が林立する背振山系の「九千部山」であった。往路は概ね緩やかな道であったが、復路は結構急斜の下りとなった。それでも所要時間は往復ともあまり変わらず、ぐるっと一周で歩行5時間以上となった。山道は歩き易いが途中での眺望は望めなかった。
あいにくの雨模様の中での登山はやはり気落ちする。快晴の筑後平野を一望してみたかったとの思いが残るが次回に期待したい。

 

 

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